世界　－せかい－

目がさめると　そこは違う世界だった
雲の上の世界・・・または　虹の向こうの世界。
見たこともない世界。
ただ、ただ、周りを眺めながら永遠と私は歩き続ける・・・。
ここがどこなのか、どれくらい歩いたのかなんてことは
考えずにひたすら歩く・・・。

気がつくと涙があふれていた。
何を思ったのだろぅ?私はなぜ涙を流したのだろぅ?
誰もいない世界　考えるだけで怖い
私は一人では生きていけない。
こんなことを教えてくれたのだろうか。
ぃや、一人では生きていけない私の
弱さを教えてくれたのかもしれない。

今の私に必要な何かをそっと教えてくれた気もする。
私に必要な何か・・・。　それは　きっと・・・・。

目がさめると　そこは現実の世界だった。